スベリヒユを食べてみる
援農に行った夏の里芋畑(黒川北部よこやまの道近く)
里芋のトンネルに潜り込んで除草していると、時おり葉にたまった朝露が落ちて背中に当たります。暑い最中にはそれが冷たくて気持ちよく、目が覚める様です。
今週の東(あずま)圃場は、前回に引き続きピーマンの収穫と落花生の害獣対策。
そして堆肥と苦土石灰を撒く圃場整備作業でした。
7月には干からびているように見えたネギも、最近のお湿りを吸って見違えるほど元気に。
ところで、
畑でよく見る雑草の1つに「スベリヒユ」という草があります。
こちらがそのスベリヒユ。
みのりの協力会の会長さんのお話によると、
葉が馬の歯に似ている事から「馬歯莧」と書くそうです。
若い茎葉は茹でて食べる事ができ、さらに薬草として利尿や解毒の作用まであるとの事。
これは食べてみるしかないと、沢山持って帰ってみました。
ちょっと取りすぎたかな?
右側のがスベリヒユ。
それと今日畑で取れたモロヘイヤとピーマン、ミョウガ、カボチャ、先週に引き続き取り放題だったブルーベリーです。
初めて調理するスベリヒユ
硬かったり筋があったりするのが怖いので、とりあえず切って柔らかそうな先端部だけを集め、でか鍋に放り込んで数分茹でてみました。
怖いと言えば、畑で苦労して育てている野菜よりも、こんな雑草の方が美味しかったらどうしよう、という不安が無いわけではありません。いやそんな馬鹿な事あるわけ・・・。
茹で上がりを更に刻んでみました(そこまでする必要は無かった)
全体的にクセが無く、柔らかくて筋も無く少し粘りがあります。
味はほとんどありませんが、どんな食材ともケンカせず、何に使っても大丈夫なタイプ。
とりあえず初回はマヨネーズでいただきましたが、予想以上に美味しい!
今回のようにびびって念入りな調理をする必要は無かったようです。
太い茎も(たぶん)食べられます。
畑の野菜より美味しいかどうかって・・・正直、これは五分五分だと思いました。
ほんとうに美味しいので皆様も是非。
最後に西谷1圃場周辺の夏をお届け。
それでは、また来週。
0コメント