夏の残り火

もう10月も間近。残暑とかいうレベルではございません。

夏の消し忘れが大火となったかのような34度。思わず二度見、三度見の天気予報です。


でも、森はもう夏の色ではありません。


死にかけの夏の森。

夏から秋にかけて、森は一度死ぬような気がします。夏の青葉の森が生気を失ってしおれて死んで、それから見違えるようなてらてら輝く秋の森に生まれ変わる。

夏でも秋でもない、死んだ夏の森としか呼べない時期が、なんかあるんです。


いや、森はいいんです。

夏、そろそろ退場してください。

暑いです。



さて、みのりの協力会が遊休地保全活動の一環として管理している圃場の一つ、

黒川東圃場の今週のレポートです。


暑さに負けず育ってきた白菜。


播種から三週目でこの大きさなら、とりあえず良いのではないでしょうか。

なんか、この時点でおいしそうだし。


十分な大きさになったので、今日はこの白菜の間引きから開始します。


間引きとともに、害虫が付いていないかを確認。


しっかりネットを張ったのに、芯食い虫にやられてしまった葉を発見!


きっちり生長点を食べられてしまっているので、もうこの芽はダメです。

葉っぱは残っているけれど、これ以上育ちません。

残念だけど、あきらめるしかない。


それにしても、先週の根くい虫に続き、芯食い虫まで。

ちょっと防虫ネットの効果を疑ってしまいます。


そういうところには、別にポットで育てていた苗を植えて補充します。


足りない分は、間引いた芽を移植してなんとかする。


このタイミングで、追肥も入れる事にしました。


一方、先々週に播種した大根とカブ


ネットを被せていないのに、意外と元気に育ってくれています。


白菜よりダイコンやカブは丈夫と言われていますが、

この調子で育ってくれるとうれしいです。



そして今日はついに、ピーマンの撤去。


夏の間、カメムシにたかられながら本当によく頑張ってくれました。


ちなみにピーマンの葉や柔らかい枝は、つくだ煮にして食べられます。

去年やりましたが、結構おいしかったです。


今回は、ピーマン染めをされる会員の方がいらっしゃるので、その方にお引き取りいただくことになりました。


ピーマンを撤去した所は、すぐに堆肥を撒き荒起こしを行います。


次にここに植えるのは、ニンニク。

すぐに植えたいので、すぐに準備を開始。


ふかふかになりました。


後は除草とかをして、本日の作業はここまで。

作業後はいつものように、西谷1圃場に集合します。


東圃場のフジバカマ

と、思っていたけれど、これはたぶんヒヨドリバナ?

葉っぱで見分けるらしいですが、わたしは詳しくありません。


他の圃場の人たちも、毎週作業後は西谷1圃場に集合します。


全員集合するので、いつもにぎやか。


本日の収穫。


採れた野菜は全員に平等に分配されます。



西谷にも、ようやく彼岸花が咲きました。


稲架掛け


コスモスもまだやれます。元気です。


何度見ても、どの季節でもきれいな場所。


これから涼しくなって散策もしやすくなると思います。

みなさまも是非、川崎北部、黒川周辺の里山を歩きまわってみてください。

気持ちいいですよ~


ではでは、またね!

「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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