圃場整備と武州稲毛七福神巡り

寒水に登竜を待つ錦鯉(川崎市麻生区 潮音寺)


皆様こんにちは。

一月もやはり温かくなったり寒くなったりと寒暖の差が激しい関東地方。

天気だけは良い感じなので、援農も圃場整備もいつも通り順調に行われております。

といっても、この時期の畑作業はそれほど忙しくなく、春の植え付けに向けた準備作業などがほとんど。のんびりとした畑の日々です。


大和芋(長芋、山芋、とろろ芋)の蔓を撤去する援農


支柱はもちろん、マルチや防草シートも外し、地中の長いお芋を収穫する準備をします。

この作業で出てくるのが・・・


大量のむかごさん


むかごもおいしいので出荷されるのですが、とても全部は取り切れない。

残っていたむかごは蔓を撤去する際にパラパラコロコロ落ちる転がる。

これはこれで放置すると芽が出てやっかいな雑草になってしまうので、できるだけ取った方が良いそうです。農家さんから「もうあんまり美味しくないけど、好きなだけ持って行っていいよ」と言われたので・・・かなり欲張って頂戴しちゃいました。

むかごご飯にしても、ふつうに炒めるだけでもむかごは美味しい。



一方、私たちが管理する黒川の圃場では、サニーレタスの収穫が行われました。

レタス33株の海


大きさも味も良く、ほぼ全部育ってくれた感じで数も十分。

真冬に育つサニーレタスの生命力はすごい。


先週とは打って変わって暖かく春のような黒川東圃場。


手前のサニーレタスは今日大きい物だけ収穫したので、まだまだ残っています。

奥は玉ねぎ、まだ少し残っている白菜、その先に一本ネギと分結ネギ、春菊、ニンニク。


今日はそんな玉ねぎとニンニクに追肥の日。


化成肥料を一つまみずつマルチ穴に入れていきます。


こんな感じ。


まだひょろひょろだけど、枯れてはいない。収穫は5月頃かな?

新玉ねぎが楽しみです。


見上げると、先週の大風で山の葉は完全に落ち・・・


見下ろすと、その落葉が私たちの畑に吹き溜まってる。

長ネギが埋もれてしまいそう。でも温かそう。


この時期の空の色は独特な感じがします。


場所を移して・・・


黒川谷戸の西谷圃場でブルーベリー畑に堆肥を撒く作業。


5ヶ所の圃場に分散していたメンバーが集まって、人海戦術での堆肥撒き。


堆肥は根本から少し離して輪のように撒きます。


20人くらいで一斉に堆肥を撒いたので、あっという間に終了しました。

こちらのブルーベリー畑は川崎市の所有ですが、私たちが管理しています。

収穫期には施設の方の摘み取りなどが行われます。

もちろん、私たちもおこぼれを頂戴するので、そのためにもいっぱい実らせるのが義務。

ってことで、1~2月中には剪定も行います。



今回のレポートはここまでですが、少しおまけ。


早朝の安立寺


お正月に、川崎市北部地域のお寺を巡る「武州稲毛七福神巡り」を巡ってまいりましたので、簡単にご報告。


まず色紙(700円)を購入して・・・


それぞれのお寺で七福神の御朱印を押していきます。


どのお寺も素晴らしいものでしたが・・・


中でも(たぶん)一番古いお寺は広福寺さん


鎌倉時代に無念の死を遂げた稲毛重成さんのお墓があります。

この稲毛さんの稲毛が「武州稲毛七福神」の語源だと思います。


このお寺さんの所蔵品がなんだかすごい


古い武器に書


ずらりと能面


烏天狗に般若に天狗の面


おやさしい表情をしておられますが、ちょっと夜には怖いかも



七福神巡りの最後は香林寺。

香林寺さんと言えば、そうアレです。


川崎市麻生区に聳える巨大な五重塔



うーん、でっかい!


こんなにすごい名所もあるのに、最寄りの小田急線百合ヶ丘駅は閑散としています。

なんか残念、もう少し麻生区にも人が集まればいいのに。私は静かな方が好きだけど。


さて、こちらの香林寺さんには布袋様がおられます。

ついに最後の御朱印・・・!


あ!!!!

ちゃんと押せてない!!!


うえーん

最後の最後で失敗


一緒に行った友達に「そっちの色紙と交換して!」と言ったけれど「ダメ!」と断られました。こういう時にこそ寛容な心を見せるべきだと思うんです。快く交換してくれればご利益二倍の大チャンスだと思うのにまったくケチンボはもう・・・。


などと愚痴愚痴言いましたが、半吉位のご利益が私にはちょうどいいのでしょう。

それにおっちょこちょいで最後の詰めが甘い点に注意!と、ちゃんと今年気を付けるべきことも頂戴いたしました。

何より「武州稲毛七福神巡り」すっごい楽しかったです。

大満足!


・・・あー、

もー、ざんねん

という事で、ではではまたね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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