晩秋の里の色

帰り道(川崎市黒川地区)


皆様こんにちは。

日中は温かいながらも朝晩は冷える関東平野。

援農で朝の畑に来ると一面の霜柱に驚かされます。でも気が付けばもう12月、霜も当然な季節。少し前まで汗だくで、霜なんてもう今年は降りないんじゃないの?なんて思っていましたが、やっぱり季節は巡るものですね。


富士山にも雪。


今年は遅かった。


朝日を浴びる栗の若木。


桃栗三年柿八年。

早朝、足元の土は凍っています。


晩秋のサツマイモ畑。


最後に残ったサツマイモを収穫。日は温かいものの、土は冷たく掘る手が悴みました。


でも芋は今年も豊作。


そんな畑で一日働き・・・


帰るころには夕暮れ。


西日に包まれ、今日も一日がんばった。


秋の色にうっとりする時間。


お腹空いた~。

はよ帰ろ。


一面ピンクのそば畑。


秋の色といえば王禅寺の花農家さん。

今年も蕎麦の花が満開です。


穏やかな晩秋の桃源郷。


丘の上の休憩所も。


この日は援農ではなく、ナチュラルリース・・・ではないスワッグを注文しにきました。


緑鮮やか。


援農では松や樅やオリーブの調製。

茶色のを取っていったら、なんだか盆栽みたいになりました。


花農家さんでも花はもうお終いのようです。


クリスマスリースなどのお仕事も11月中に全部終わり、もう年末年始向けの出荷準備が始まっているとの事。まさに光陰矢の如し、です。


入道雲のような銀杏の木。


お次は黄色。

私の畑がある川崎市の飛び地、岡上地区では、空気も良く、天気も良く、今が紅葉の見ごろです。


晴れた日は見上げてもきれいだし・・・


見下ろすと・・・


当然あります。

くっちゃい銀杏の実がたっくさん。

もちろん集めて種だけにし、販売される商品です。


いやそれより、気が付いた?

この写真に変なのが写っているの。


よく見ると、小鳥の巣がありました。


落っこっちゃった巣でしょうか?

主はもうおりません。


形よくきれいなので、誰も拾う人がいなければ、そのうちもらっちゃお。


いやでも、ここにあるのが一番きれいな気がするなぁ。


最後は赤。


真っ赤に染まったブルーベリー畑。

こちらで何をするのかと言いますと・・・。


挿し木に使うブルーベリーの新芽(シュート)を取ります。


実はお師匠様にならって、私の畑でブルーベリーの挿し木を行う事にしたんです。


シュートは、タケノコと同じく地下茎で本木と繋がっています。その繋がっている部分を探して・・・。


スコップでザクっと!


簡単に採れるのもあれば、しぶといのもあり。

なるべく太い新芽を狙って取りますが、他の細い芽も本木の成長の妨げになるので、収穫はしませんが全部カットしてしまいます。


採ったシュートは植え付け場所に並べて・・・


まっすぐに立てて少し土をかける。


そこにみのり堆肥を2掴み。


更に土を少し欠けてから、籾殻を3掴み。


それから多めに土をかけ、しっかりまっすぐ立たせて土を踏み固めます。


そして最後に風で倒れないように頭をチョッキン。


どのみち接木をするので、頭の部分は必要ないそうです。


大事なのは根っこ。

ちゃんと根はりしてくれるかどうか。

そして、とにかくまっすぐに立てる事。


この日は初めての収穫も行いました。


カブの間引き菜に、ワサビ菜、ルッコラ、二十日大根、それに水菜も。


ふんわりやわらかく、どれもおいしそう。


味もしっかりしていて、大満足でした。


初収穫は自分たちで食べてしまいましたが、いつか販売もしたいな~。


ということで、この日も一日お疲れ様。


毎日朝から晩まで、頑張って頑張って一日を過ごしています。


ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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