【散策】雨の古沢と竹林、秋の七草

こんにちは、今回は新百合ヶ丘駅近くにある里山

古沢地区のご紹介です。


雨の九郎明神社


今回の散策は、みのりの協力会の大先輩が所属している別のボランティア

「古沢都古(つこ)の会」の竹林整備に参加してみませんか?

と、お誘いを受けたのがきっかけです。


ところが、当日。

荷物を持って家を出て、古沢に向かいだしたところで

「本日は雨のため、中止になりました」との連絡が。


う~ん

ま、せっかく家を出たし、小雨とはいえやっと涼しくなったし、

このまま古沢の散歩をしよう。

そう思って、古沢のほぼ中心にある九郎明神社までやって来ました。


で、こっから早口で先の事を先に言ってしまいますと

この直後に「うちの畑をご案内しますので、九郎神社先の山道を上がってきてください」と大先輩からご連絡を受け、山道を歩くも思っていたより古沢は広く、山道も何本もあり、私は当然迷い、大先輩のおばあちゃんと通話しながら上がったり下がったりグルグルして、やっと合流。合流したところに都古の会の方たちもいらっしゃいまして、せっかくだから竹林をご案内しますといわれ、新百合ヶ丘総合病院すぐそばの竹林まで行くと、そこで待っていた都古の会メンバーの皆様は竹林整備する気まんまん。中止の中止。といった流れで、そこは当然わたしも手伝います。でも竹切ったこと無いので下草刈ったり蔦取ったりしますね~とサロペット着て鎌持ってげしげしやりまして。その後、また山登って畑や栗林を案内してもらいました。


と、あまりにも想定外の連続だったため、ストーリーに沿った写真が全然取れませんでした。


散策路のご案内という感じにもなりそうもなく、ちょっと今回は「秋の古沢はこんな感じ」という、とりとめのない記事になります。ご容赦ください。


なお、さらにその先の未来の結末を先に言ってしまいますと


やっちゃいました。

季節の変わり目や気温の変化に弱いのです。


さて、気を取り直して



九郎明神社の入り口


古沢は、麻生区で一番にぎやかな新百合ヶ丘駅の近くにある、静かな里山です。

麻生川に注ぐ用水路を中心に田畑が広がり、北は竹林や雑木林に覆われた斜面と、その先にある尾根道。南には麻生川を挟んで小田急の線路。西にはやや低い丘があって、丘の上には小田急五月台の駅があります。東は新百合ヶ丘総合病院の大きな建物があり、新百合ヶ丘方面からくる場合、その建物が古沢入口の目印になります。


航空写真で見ると、街に囲まれた緑地感がすごいです。


新百合ヶ丘の駅から近く、散策のアクセスは中々。

もし怪我をしても・・・総合病院がすぐそばという安心感。


九郎明神社は、その名の通り源九郎義経ゆかりの神社


鎌倉に向かう義経一行が古沢に泊った際、村民からおもてなしを受けたそうです。

そのお礼に小刀を渡し、その小刀は今でもあるとかないとか・・・詳しい事は知りません。


この辺は鎌倉も鎌倉街道も近いので、そこかしこに義経伝説の史跡や遺物があります。



神社の前、今年初めて見た彼岸花


九郎明神社前から北の山に向かう山道


周囲を町に囲まれた土地とは思えないですね。

静かな山道と昔から変わらない森の空気、雨だれの音。


九郎明神社の雰囲気もそうでしたが、この季節の小雨のアンニュイさがたまりません。

開発から取り残された(実際は残すための必死の努力の結果なのですが)里山めぐりには、季節、天気共にちょうど良いタイミングだったのかも。


更に上ると、畑跡のような開けた場所。

見渡せるようになると、余計にここはどこ?と感じます。

王禅寺の花農家さんと同じ、桃源郷型の土地ですね。


写真の山の向こうも同じように開けていて、


こんな感じ。

本当に桃源郷です。


ここで先輩や都古の会の皆様と合流。

竹林に連れて行ってもらいました。


この竹林は、新百合ヶ丘総合病院のすぐ目の前。

古沢都古の会は、この竹林の維持管理を任されているボランティア団体です。


わたしも混じってちょこっとお手伝い。


萩(秋の七草)


フジバカマ(秋の七草)


葛(秋の七草)

このあと風邪をひいたので、葛根湯のお世話になりました。


よく手入れされた竹林ほど清浄と感じる場所はありません。

まるで澄んだ水の中にいる気分です。


作業も終わり、また上の畑へ。


案内してくれた方に、

あの栗の木はうちのだから、好きなだけ栗を拾って行っていいよと言われました。

大したお手伝いもしていないのに、なんだか悪いです。でも遠慮したこと無いんです。

これはうれしい。


なんともきれいな栗の実。


自分で拾ったのだけでなく、都古の会の方からも沢山栗をいただきました。

本当にありがとうございます。


ぷりっぷりのおっきな栗の実。

これは美味しくないわけが無い。


さて、今日の記事はここまでです。

今回はみのりの協力会とは直接関係ありませんが、みのりの協力会や都古の会をはじめとするボランティアが、是非とも守りたいと考えている川崎の自然をお伝えしたくて、記事にしました。


明日は協力会の圃場整備の日です。

風邪からの回復具合をみながら、また畑仕事がんばります。

ではでは、またね!

「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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