【散策】晩秋の古沢

皆様こんにちは。

小春日和のある日の午後。援農がお休みになったので、

久しぶりに川崎市麻生区新百合ヶ丘駅近くの「古沢地区」を歩いてきました。


古沢の入り口。

季節は晩秋…いやもう冬?前に来た時はたしか彼岸花が咲いていました。

まだ緑濃かったあの頃とは風も土も日の色も違います。


古沢谷戸に広がる農園。

こちらも冬の気配。ナスやピーマン、トマトなどの夏野菜は消え、ネギやブロッコリー、白菜にホウレンソウが目立ちます。手前に見える緑のポヤポヤは・・・緑肥にする麦でしょうか?


こんな穏やかな畑沿いの道をしばらく歩き、古民家の先を右折して山を目指すと九郎明神社があります。


源義経ゆかりの九郎明神社の鳥居。

彼岸花はもうありませんが、美しい竹林は変わらず。


晩秋の日は短いので、今日は簡潔にお参りを済まして先を急ぎます。


侘しさに紅葉が際立つ小道。


急ぎますと言ったものの、思わず立ち止まり呆然と見とれてしまう一角。

人によっては大したことのない風景なのかもしれませんが、私はなんだか、こういうところが好きなんです。ただきれいというだけでなく、何か居そうなあの竹林の奥・・・たぶん何も居ないけど、でもどこまでも深く続いていそうなあの竹林・・・たぶんそんなに深くは無いだろうけど。

好奇心は旺盛に、でも知らなくていいものは知らないままにしておく、知ったらつまらない。神社裏の禁忌の森とか、私にとってはそういうもの。入っちゃいけない知ってはいけない禁忌の方が楽しいから禁忌でいい。


さて、道はここから山に向かい深い雑木林に入ります。

・・・長々書きましたが、要するに上り坂の前では誰でも立ち止まりたくなりますよね。山が好きなのと坂が好きなのとは違いますものね。


谷から上がると木々の間に日の光。


西日が当たる丘の上の森。

前回もこの辺で写真を撮ったかな?

この先、尾根道をぐるっと回ってあの森の向こう側にでます。


途中、落ち葉の小山が連なる木漏れ日の道を通りました。

(おたまちゃんを探せレベル10)


先ほどの森の反対側。

町の喧騒から隔離された桃源郷の秋。


知り合いのおばあちゃんが耕している畑の横で小休止。


ため息が出るほど居心地良い場所。


ほとんど人に会わずに済む、静かで長閑で美しい時間。

ごみごみした都会の生活は私にはムリ。


ずっとここにいたいけれど、大分影が長くなってきました。

そろそろ山を下りて新百合ヶ丘駅に向かいましょう。


木だけでなく、草も空も秋の色


竹林整備ボランティア「都古の会」が管理している竹林まで下りてきました。

実は私も都古の会メンバーなのですが、援農が忙しく、竹林整備の日に限って緊急援農依頼が来てしまいちゃんと参加できていません。幽霊部員です。でも冬になって援農が落ち着いたらまた参加できるかな。


冬の竹もいいですね


麓の郵便局前で見かけた自動販売機。

セレサモスでも有名な「防空壕きくらげ」が売られていました。


町に戻ったところで、今回の散策は終了。

次は冬の寒い時期に来てみようかな。


ちなみに前回の古沢の記事はこちらです↓


ではでは、またね!


「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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