素人4人組の自然農法 No3

風は北上し川は南下する(川崎市多摩川)



皆様こんにちは。

早く自然農法的なことをやりたい。せめて畝くらい作りたいのですが、その前に果樹の剪定や道具の整理、圃場整備に土作りとやる事満載でなかなか前に進まない自然農法4人組です。


そもそも引き継いだ畑の土にはもともとの肥料がたくさん入っていますし、おそらく果樹には薬も使われていたはず。なので、慌てたところですぐには自然農法を名乗れない。どのみち年単位でじっくりと進めなければダメなので、ここはやっぱりのんびりと、できる事から着実に進めて行く他ありません。



「農協さんの果樹剪定指導」


という事で、まずは農協さんから果樹の選定方法を教わります。


私は援農で柿の剪定をやった事があるので柿だけは少しわかるのですが、わかるといっても一年を通じて柿を見続けた事が無いので、切り方によってどんな差がでるのかわかりません。もちろん、自分の剪定した木がどう育つのか想像もできません。


ベテランさんや農協の先生は「こうすればこっちに伸びる」と予想しながら切るのですが、私にはさっぱり。教わった通りにチョキチョキして、あとは・・・できるだけこまめに枝が伸びていくのを観察するしかないようです。


でも、広い柿畑だと私が切った木がどれかその日のうちにわからなくなっちゃうんですよね。


先生の前にあるのは小さな垣根…ではなく、実はこれも柿。


複数の木を横に接ぎ木して繋げていく、特殊な育て方だそうです。


農協の先生に言われるまで私はこれが柿だとは思いませんでした。確かにこの形でうまく育ってくれれば、背が低いので収穫はしやすそうです。


ミカンの剪定


ミカンはちょっと難しいので、3月の下旬に再度教わる事になりました。


最後にビワ。


こちらは摘花の方法を教わりました。


へっぽこな私たちを相手に時間をかけて一つ一つ丁寧に教えていただき、本当に助かりました。農協さん、どうもありがとうございます。



「井戸水で水耕栽培」


穏やかな春の日。

もともと植わっていた果樹以外になにも育てていないのはつまらないので、やっぱり何か育てたい。そう思って畑からすぐの多摩川にやってきました。


枯草茂る多摩川河川敷。


この河原で探すのは・・・


爆発した後の蒲の穂。


いえいえお目当ては蒲の穂でもおたまちゃんでもありません。


どこかで見たことがある、美味しそうなこの葉。


あったあった。

これがお目当ての野良クレソン。

これを探していました。


よーく地面を見ると、いたるところに生えています。


クレソンは繁殖力がとても強く、一応危険な外来種扱いになっているようです。美味しいのでいくらあっても私は困らないのですが、今回は駆除を兼ねての採集。


多摩川の土手は昔ノビルとかも沢山生えていたので、もしあったら欲しかったのですが、今は全然見ません。でもクレソンを見つけたので満足して帰ります。


とりあえず井戸水にポチャン。


できればきれいな井戸水だけで水耕栽培をしたいのですが、どうもそれだけでは栄養が足りない様子。自然栽培なので液肥を使う訳にもいかないですし。


と、いう事で


土と竹炭を投入。


ちょっと田んぼのようにして、土の栄養分を利用する事にしました。


すでに美味しそう。


まだまだ寒く水も冷たいけれど、がんばって育て!



今回のレポートは以上です。

ブログを読んでいただきどうもありがとうございます。


関東ではまた雪が降り冬が戻ったかのようですが、逆に雪の解ける早さに春を感じずにはいられません。名残雪は少し寂しい冬の悪あがき、ですね。

それでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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