新圃場とホタルの夜
カエルなら飛び込めるのにこの暑さ(川崎市黒川地区)
こんにちは。
梅雨も明けていないのに毎日灼熱地獄でしんどいです。
頭も体もぼんやりで言葉も出てきません・・・
が、7月に入り、ついに新圃場へ引越しの日がやってきました。
田んぼが広がる黒川谷戸
新しい圃場はこれまで通っていた東圃場の反対側、黒川谷戸の西谷地区にあります。
谷戸の主のアオサギさん
たまに見るのですがあまり人前には出てこないレア生物。
こちらが新しい畑、西谷1圃場です。
この前までの東圃場と比べると大分小さい。
西谷1があるという事は西谷2もありまして、そちらは黒川谷戸の奥の奥、最深部に近い場所にあります。
となりにはブルーベリー畑があり、こちらの管理も私たちのお仕事。
目の前は田んぼ。
見た目は涼しそうですが、陽が昇ると逃げ場がないんです。
こちらは畑の引継ぎでいただいた資料。
う~ん、これから何を育てていくべきか。
作戦会議をして・・・
まずは道具置き場の整理と、道具のリスト化。
壊れていて使えない農具などもあるので、最初に選別しておきます。
そして毎度おなじみの肉体労働。
未施肥の畝に堆肥や肥料、苦土石灰を撒いて、荒起こしをします。あっという間に30度を超える気温なので、長くは続けていられない。日陰で休みながらの作業。
紫陽花の前で干しているのは六条大麦の穂。
フライパンとかでちょっと焙煎するとおいしい麦茶になります。
収穫物の分配。
西谷1は私たちが管理する5ヶ所の圃場の真ん中あたりにあるので、作業後の集配場所にもなっています。各圃場の収穫物を公平に分配するのも私たちの大事なお仕事。
何しろ40人に分配しないといけないので、これが一番大変な仕事だったりします。
道具を洗うのは目の前の溝。
土嚢で水をせき止めて、農具を突っ込んでごしごしジャバジャバ。
正午近くなるともうやってられない暑さなので、この日は手際よく作業終了。
援農のじゃがいも掘りも最終盤。
圃場整備だけでなく、暑い日は援農も大変。
川崎市早野の広大な田んぼ。
こちらでの援農の後・・・
干からびました。
そんなある日、黒川の谷戸でホタルが見られるとの噂を聞いて・・・・
やってきました。夜の黒川谷戸。
真っ暗。
蛙の声を聴きながら黒川谷戸の奥の奥、三沢川の源流一歩手前くらいまで歩いていくと、あちらにぽつり、こちらにもぽつりとホタルの灯。
本当に黒川にホタルいるんだ・・・と感慨にふけることしばし。
そして、思い出したようにパシャリ。
友達と「今、絶対に撮れた!」「ちかいちかい!」「こっちにもこっちにも!」と、ひたすら無我夢中でパシャリパシャリ!
結果。
私のスマホで撮れるわけなし。
と、思ったでしょ?
実はこれ、
心がきれいな人にしかみえないホタルの写真なんです。
見えないアナタ、失格!
でも、奇跡的な一枚も・・・
ほら、青白い灯がぽつり。
暗闇に儚くもうつくし・・・いや、ごめんなさい。やらせです。
あのぽつりは遠くの電灯。
ちなみにホタルの光は近くで見ると蛍光の緑っぽく見えました。
最後に・・・
今日は七夕。
どうか涼しい日々を。
ではでは、またね!
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