【旅行】石器と原生林と苔土偶

霧鐘塔(長野県 霧ヶ峰)



こんにちは。

最近もう本当に忙しくて、全然ブログが書けずごめんなさい。


農業で忙しい=体力面でしんどい、しかも暑いなので、家に帰るとバタンキュー。とても書く余力がありませんでした。


でもでも、

がんばって前回の続きの番外編です。


黒曜石体験ミュージアム


やってきたのは白樺湖の近く、大門街道にある星くずの里の黒曜石体験ミュージアム。


わりと新しくできた施設。

石好きだった父親の影響で私もやっぱり石が好き(もちろん原石。カットされた宝石には興味なし)なので、絶対に行ってみたかったところ。


石器がいっぱい。


蓼科周辺は石器時代に黒曜石の一大産地だった場所。


今でも道を歩いていると、よく黒曜石の破片を見つけます。ちなみに和田峠の小川ではガーネットも採れます。でもたぶん今は勝手に採ったら怒られます。


ふむふむ。


わ~宝石みたい。


黒曜石文化研究の先駆者、児玉さん。


この方が最初にここで黒曜石石器の発掘調査をされたそうです。


フルネームは、何ともかっこいい「児玉 司農武」

農業と武道の二刀流。農武両道。ありそでなさそなしのぶ。

良い名前~


かなりきつい山道


ミュージアムの裏山を登っていくと・・・


星くそ館


黒曜石の採石場跡に建てられたミュージアムの分館。


とにかくここまで登るのがきついです。


ほとんど人に会いませんし、そもそも山の中なのですが、石器時代にはすごく賑わっていたのだろうなと思います。何しろここの黒曜石は日本の各地に運ばれていたくらいですから。今が一番ここに人がいない時代なのかもしれないですね。


辺りには黒曜石の破片がぱらぱら。


ここのは拾っちゃダメ。見るだけ。


ミュージアムのとなりにある「明治大学 黒曜石研究センター」


う~ん。

明治大学黒川農場に続き、またしても明治大学さん。


なんか明治さんは私の興味にぴったりくる研究をしているんだよな~。


鷹山ファミリー牧場


黒曜石ミュージアムと同じ大門街道にある牧場です。


やぎがのんびり。


こちらのソフトクリームは濃厚でおいし~


鬱蒼とした森のすごい木。


所変わって、こちらは別荘地の近く。

プール平という場所から少し歩いた原生林です。


プール平は1000m以上の高い場所なのですが、昔は本当にプールがありました。今はもうありませんが、小さいころはここのプールが夏の楽しみでした。


怪獣のような木


なぜここにだけ原生林が残っているのか、わかりません。


マンモスの牙


そして・・・


私の趣味。

題してコケ土偶。


楽しみ方は至って簡単。

コケの上に縄文土偶フィギュアをちょこんと乗せるだけ。


これが楽しいんです。


雨宿りの遮光器土偶


丘の向こうからぬ~っと顔を出す巨人


わ、生えてきたおたまちゃん


蓼科大滝


川沿いの原生林の道を歩くと、奥にはこの大滝があります。


この日は雨上がりで水量豊富でした。


尖石縄文博物館


麓にある縄文好きな私の聖地。

縄文土偶フィギュアはこちらにあるガチャで買えます。


割とよく出るのは縄文のビーナスと中空土偶。レアなのは合掌土偶、仮面の女神・・・だと思う。


みみずく土偶


形がかわいいので、コケが無くても楽しめます。


いや、実はみみずくさんはクセが強くてコケ土偶としては上級者向け。初心者は中空土偶や遮光器土偶がおすすめです。


皆様も是非「コケ土偶」にはまってみてください。

今のところ、私以外にこんな変なことやっている人はいないので、すぐに免許皆伝できます!


夏の霧ヶ峰


霧の霧ヶ峰に来たことがないくらい、いつも晴れている。


わずかに残ったニッコウキスゲ


高原に吹く風が気持ちよい。

定番の観光地だけれど、やっぱり良い所は良い所。


大門街道にも近いので、石器時代の人もここでお弁当を食べたりしたのかな。



という事で、今回の番外編はここまでです。

川崎に帰ったら暑いのなんの。


でも、


黒川ではピンクの蓮が本当にきれいに咲いていました。


ではでは、またね!

「みのり」川崎市の援農レポート

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