【旅行】夏の山

こんにちは。


お久しぶり。

今回も完全な番外編です。


あんまりにも暑いので、またしても蓼科の山小屋に籠っていました。畑とは関係ありませんが、せっかくなので夏の山の様子をお届けいたします。


中央道の八ヶ岳SA


川崎を出た日の天気は晴天。そして気温は38度予報。


そんなの耐えられるわけが無い。

畑も一段落したところですし、たまには旅行くらいいいじゃないの!と中央道を3時間走ってやってきた長野のサービスエリア。


田んぼから吹く風が気持ちよい。


夏雲と諏訪湖。


諏訪湖まで来たけれど、諏訪は盆地なのでここも暑い。


水もあまりきれいではないのだけど・・・でも私は諏訪湖が大好きなので、この岸辺に立つだけで幸せになれます。


タケヤみそ♪


諏訪湖畔にある、ちょっと行ってみたかったタケヤ味噌の工場。

ついに来ちゃいました。


古い地釜(1トン)


タケヤ味噌の味噌ラーメン。


朝に川崎を出て、ちょうどお昼に諏訪に着いてタケヤ味噌さんの工場でラーメン。


ちょっとピリ辛。

もちろん美味しい。



飲み干すと、こんなメッセージが・・・


ラーメンだけでなく色々なお味噌も売られていますし、試食もできます。「おわんちゃん」のグッズなんかもあって中々楽しいところでした。


諏訪大社の前宮


4つある諏訪大社の1つ。

前回は本宮にお詣りしましたので、今回は前宮です。


前宮といったらきれいな小川。


奥の守屋山から流れ下る清流が前宮の魅力。


水量豊富で暑い日には冷たく気持ちがいい。


前宮は、誰が来ても「何かこの神社へんなのー」と言いたくなる自然に包まれた不思議な作り。縄文時代の土着信仰の名残りがところどころに見え隠れする一番原始的な神社。たぶん諏訪大社の中でも一番人気はこの前宮だと思います。私も前宮が一番好き。


午後の日を浴びるとうもろこし畑と蓼科山


麓の観光を終えて、温泉に入って、目指すはあの蓼科山の中腹。


標高1700m位にある・・・


はい、いつものこのボロ小屋。


築うん十年。

周りのおしゃれな別荘に比べて明らかにボロでお恥ずかしい建物。


山好きの両親が建てたもので、私はずっとこの山小屋で育ってきました。大きくなってからは長い時間ここで過ごすのも難しくなりましたが、それでも都会にいるとすぐに枯れてしまう私、定期的に訪れては山分の補給をしています。


落葉松の道


落葉松はその名の通り、秋になると紅葉して葉が落ちる珍しい松。この前来たときは雪解けの頃で完全にはげちょびんでしたが、今は青々としています。


夏空と緑。


ブナも白樺も元気いっぱい。

日差しは強いですが、標高が高いので空気はひんやり。


遠くの山から風が吹く


風は、南北アルプスや八ヶ岳を石飛びするように渡ってきます。


いや、実際は違うかもだけど、麓の汚れにドボンしてないからきれいな空気って事に、私の中ではなっています。イメージ大事。


雪解けの頃に小川が流れていたあたり、今は緑生い茂る。


そしてうじゃうじゃ。


相変わらずの鹿さんたち。

もう本当に多い、高山植物を全部食べちゃう困ったさん。大食漢のクセに食べてもらいたい笹やススキはなぜか全然食べてくれない。


あーもう、我が物顔


冗談抜きに、10分に1度・・・はオーバーだけど、30分歩けば絶対に出会う鹿の群れ。


夏の間は別荘地も人が多く、犬の散歩をされている方も多いので少し減るかな・・・と思っていたけど、最近は全然。鹿も犬もお互い気にしなくなっている感じ。相変わらずの大喜びは子供達。大人はプンプン。


ちなみに、鹿が初めて現れたのは私が中学生くらいの頃。最初に見たときはピューマかと思ってびっくりしました。ニホンオオカミや野犬が消えて、ハンターさん達も減って、それで鹿が増えたと言われていますが・・・どう計算しても増え始めた時期と関係ないような気がするんです。何が原因なんだろ。


麦草峠近くの展望台


トンボよ止まれ~


とまらん。


御射鹿池(みしゃかいけ)


日本画家の東山魁夷さんが描いた「緑響く」で有名になった池。

翌日は生憎の雨でしたが、逆に対岸真ん中の黄緑色が際立ってこれはこれでなかなか幻想的。


でも御射鹿池は自然の物ではなく、白樺湖や蓼科湖と同じく農業用のため池です。麓で田んぼをやるのに、八ヶ岳の水は冷たすぎて(そしてとてもおいしい)そのままでは使えないので、こうしたため池でしばらく温めてから麓の田んぼに流し、稲作をしています。


おしどり隠しの滝


御射鹿池のすぐそばにある正真正銘自然の滝。


この日は雨でいまいちでしたが・・・


晴れた日(去年)はこんな感じで、おもわず滑り台したくなっちゃう素敵な滝。私は八ヶ岳の滝の中でも一番この滝が好き。


なのに、みんな御射鹿池ばっかりいって、こっちには全然人がこないんです。せっかくきれいな滝なのにもったいない。(御射鹿池に車止めて、ほんのちょっと歩けばつくんですよ~)


ちなみに、この滝の隣には「明治温泉」さんという古い温泉宿があるのですが、明治温泉さんは去年まで御射鹿池の所に「滝もすごいのに、池だけ見て帰るおつもりですか?」という対抗心むき出しな看板を出してらっしゃいました。


んが、


今年行ってみたら「日帰り温泉・御射鹿の湯」という看板が・・・・。


えええっ、おしどり隠しの湯ではなく、迎合して御射鹿の湯にしちゃったんですか!?

もう降参しちゃったんですか?

私は絶対おしどり派だったのに!


と、明治温泉さんの方とはお話しした事ありませんが、う~アヤツも敵の軍門に下ってしまったか・・・と、結構残念な気分。


なんだろう?


もののけ姫のコダマに見られている気分。


正体は真っ白なキノコでした~


雨上がり、麓の温泉前の神社


さて・・・これはちょっと長くなりそうなので、番外編ですが前編後編に分けようと思います。


夕日に染まってとてもきれい


ということで、蓼科番外編の前編はここまでです。


読んでいただき、どうもありがとうございます。

そしてずいぶん間が空いてしまい申し訳ありませんでした。

帰ってきてからは援農も自分の畑もがんばっております。


雪解けの頃の山の様子はこちらです↓


ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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