木枯らしの翌朝

空が澄めば葉も美しく(川崎市麻生区)


皆様こんにちは。

ついに木枯らしです。


ちょっと前まで暑い暑い言っていたのが嘘の様。今日は最高気温ですら一桁の寒い一日。それでも、暑い・・・暑すぎる夏を思えばずっと過ごしやすい。幸せな日々です。


う~ん、でもやっぱりもう少し秋がよかったな。

今年は秋を感じる間もなく冬になってしまって何だか残念。


里芋の葉より伸びたアメリカセンダングサ。


という事で、援農も晩秋。

晩秋の援農と言ったら里芋掘り。


なんだけど、見ての通り、こちらの畑では雑草の方が茂り過ぎて里芋掘りどころではありません。9割除草。芋ほりは1割といった感じの重労働。


それでも里芋は豊作。


畑がこんな状態でも、去年より沢山採れました。


どこの農家さんでも今年は里芋が豊作で援農は大忙し。それに里芋満載のカゴを軽トラに乗せる作業とか大変で大変で、毎日筋肉痛です。


そんな農家さんのシンボルツリー。


えっと・・・何の木だったか聞いたのだけど忘れました。


秋だな~。

ずっと秋ならいいのにな~。


アメリカセンダングサの種(くっつくやつ)を取りながら見上げる木と空。



黒川谷戸も少しずつ葉が色づいてきました。


今年は秋晴れと言える日が少なくて、なんだか寂しいような・・・でもこの侘しい感じの里山が私は好きです。


落花生が豊作。


そんな黒川谷戸にある、私達が管理している西谷圃場では、落花生の収穫を行いました。


去年の東圃場では不作だった落花生ですが、今年は豊作。


それに子カブも沢山収穫して・・・


40人に分配。


久しぶりに豪勢なお野菜の列ができました。


どれもおいしそう。


オレンジの柿は、私が畑をおかりしているアグリ山影さまから頂いた柿です。


一方、岡上にある私の畑では・・・


自然農法作戦。


ってわけでもないのだけど、私の畑では全面に植え付けるのではなく、土を休ませるところと使うところとを分けようという事になり、休ませる所には緑肥としてコスモスなどの枯草をすき込む事にしました。(というか、トラクターの掘った跡に枯草を埋め込んでいく感じ)


この場所には来年の夏野菜を植える事にして、それまでクローバーやヘアリーベッチ、麦などの緑肥植物の種を撒こうと思います。


知り合いもできました。


こちらは岡上でカフェもやっている農家さん。

いや、カフェと農業だけでなく、農業アパレルなんかもやっていらっしゃるすごい方。


ずらり、きくらげの菌床。


その方に、きくらげの栽培倉庫を見せてもらいました。


美味しそうなきくらげ。



菌床はほとんどおがくずなので、使い終わったきくらげの苗床はそのまま畑にまかれるそうです。化学肥料などを一切使わず、単純に有機物を循環させていく「単純農法」というやり方でお野菜を作っていらっしゃいます。



こちらは私がお借りしている畑の持ち主さんの柿畑


まだまだ沢山の柿があり、傷んだ柿は採って持って行って欲しいと頼まれましたので・・・


どっさり。


傷んでいて商品にはならないものの、十分に食べられて、しかもおいしい柿。


沢山いただいたので・・・


近所で子ども食堂をやっていらっしゃる「たまり」さんの所へ持って行ったり。


こちらは南武線の久地駅と津田山駅の間にある「夢パーク」


通称「夢パ」


こちらにも寄付いたしました。


手作りの遊具


何だか私が小さいころに通っていた幼児教室にとてもよく似ている・・・。


「夢パ」は子供達が何を作ってもいいし、どう遊んでもいいし、思いついたこと、やりたいことを何でもやれちゃう夢のような施設。もちろん無料です。いつも沢山の子供達が元気に遊びまわっていて、大人の私もここにくるとすぐにみんなと友達になれちゃう、誰でも童心に返れる不思議な場所。


私もよく小学生の姪や保育園の甥たちを連れて遊びに来ます。


手作りのライブ


ちなみにこの日は「クジロック」というイベントが開かれていました。


図書室を改造した会場。


こういうのも全部、子供達が「やりたい!」と言って自分たちで作って、自分たちでやれちゃうんです。


大盛り上がり。


最近の若い子はすごいな~って思います。

私なんて、自分の畑を耕し始めただけでもう人生の一大イベントって感じなのに、この子たちときたらもう・・・・彼らや彼女たちがおっきくなったらどうなるんだろ?期待大です!


あ、もちろん夢パには自主的な畑もあるんですよ。


やりたいこと、何でもやれちゃうんです。

まだ行ったことのない子は、是非。



と、いうことで、今回はここまで。


過ごしやすい、けど寒い!

いくら働いても汗かかないなんて最高じゃないの。


もうじき師走。

あとちょっとの一年間。

最後までがんばっていこう~♪


ではでは、またね。



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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