落花生が不作でした

みなさまこんにちは、ハロウィンのドテカボチャが鎮座する季節。


今日も、遊休地保全活動の一環として管理している東圃場のレポートです。


今日はタヌキよけのネットを外して、落花生の収穫を行います。


ところが・・・


残念ながら、落花生はあまり収穫できませんでした。


黒川の東営農団地の他の農家さんはみんな豊作なので、土や水はけ、夏の暑さなどの気象条件は考えにくい。


となると、

原因として考えられるのは、やはりタヌキ避けの防獣ネット。

夏にタヌキに掘られてしまっていたのでネットを張ったのですが、やはりネットを張ると葉が大きく伸びないし、狭い所では落花生も落花しづらい。


いつもお世話になっている近くの農家さん達にお聞きしても、

「ネットなんか張らない」と、

タヌキはそりゃ来るけど、ちょっと食べられるくらいじゃ気にしないとの事でした。

ネットを張るくらいなら、銀色のピロピロしたテープで畑の周りを囲う方が良いそうです。


残念ながら不作でしたが、ちゃんと袋詰めして分配します。


そして・・・

すぐに堆肥を撒き、荒起こし。

重労働です。


ところが、農家さんに言わせると

これもあまりよろしくないと。


落花生やサツマイモは、そもそも鹿児島のシラス台地のようなやせた土地に育つので、土が肥えて良い事はあまりないそうです。肥料を上げ過ぎると雑草ばかりが伸びてしまって、手間ばかりかかる。さらに放置すれば雑草が芋や落花生を覆い、結局発育が悪くなってしまう。


う~ん、確かに。


だから、このあたりの農家さんは毎年落花生とサツマイモを交互に植えて、間に葉物野菜を育てたりはしないのだそうです。

葉物野菜を育てるには十分な肥料が必要なので、たっぷり肥料を撒いて育てた葉物の後にサツマや落花生を育てるのは大変だぞ、と教わりました。


ここの農家さん達は芋と落花生だけを武器に、ド田舎(失礼?)の黒川を毎日大型観光バスがやってくるまでにした猛者たちなので、おっしゃることは間違いないのですが・・・


狭い土地を耕す私たちは、どうしても土地を寝かすわけにはいかないんです。

(ご忠告を無視して)落花生の後は玉ねぎ植えまーす!


さて、先々週に植えたニンニクは芽が出てきました。


白菜。

後から植え足したのは小さいですが、育っているのは大きい。


先週植えたサニーレタス

こちらも芽がでました。


ネギは土寄せと追肥を行います。


カブは、カブらしくなってきました。


最後、大根。

間引きしました。

間引きしたのも、もちろんおいしくいただきます。


今、黒川の直売所「セレサモス」前に、大きなカボチャが飾られています。

また11月になると、よこやまの道で「緑と道の美術展」が始まります。


美術展の詳細はこちら↓


よこやまの道はとても気持ちの良いハイキングコースですので、是非みなさまも訪れてみてください。


ではでは、またね!

「みのり」川崎市の援農レポート

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