黒川どんど焼き

闇がうねるよなどんどの火


皆様こんにちは。

今週は1月14日に開催されたどんど焼きの見物に行ってまいりました。



一週間前の1月7日、

七草がゆの日に建てられたこちらのどんど焼きの塔(?)


晴天にお見事


場所は川崎市麻生区黒川の谷戸。

いつも私が畑活動を行っている黒川の田んぼです。


川崎市麻生区はどんど焼きが盛んなので、田んぼや畑、神社、学校など色々な場所にどんど焼きの塔が立てられます。


全部のどんど焼きを見て回りたいなどと思っていたのですが、どんど焼きはほとんどどこも同じ日、同じ時間に火をつけるので、見られるのは一か所・・・になると思います。欲張らず一か所だけで、いつも通っている黒川のどんど焼きを見物させてもらう事にしました。


その前に・・・


久しぶりに来た「防人みかえりの峠」


どんど焼きは17時から。

黒川に着いたのは14時ごろでまだ時間があったため、去年歩いた「よこやまの道」をもう一度散歩して時間を潰すことに。


稜線を行くよこやまの道とススキの崖


マユミと青い空


里芋を収穫した山の畑


日陰で寒そう。海道谷戸の海道タヌキ


こんな感じで、ぐるりと雑木林に覆われた多摩丘陵を回ってきて・・・


夕日の黒川谷戸に戻りました。


さて、どんど焼きの会場は・・・?


人が集まり賑わってきました。

お餅やお団子を付けた棒を持っている人が沢山。


来年は私もお餅棒を用意してみよう。


実際に火をつけて火を管理するのは地域の消防団の皆様。


消防団には地元の農家さんも多いです。

もと団長さんの畑にはよく援農でも伺います。


17時。

いよいよ点火。


あっという間に燃え上がる火


炎はうねり・・・


のたうち・・・


やがて中央の塔が倒れます。


というより、最初からワイヤーが結ばれていて、そのワイヤーを消防団員が引っ張り倒したい方向に倒します。人がいるところに倒れたら大変。コントロール大事。



倒れた塔には隊員が素早く駆け寄り、のこぎりで短く切ってまた火に投げ込みます。


後はもう、燃えるがまま、うねるがまま


間近なので迫力がすごい。

熱量もすごい。


何よりも美しい炎


赫奕たる闇


やがて炎は小さくなり

「お餅を焼く方はどうぞ」の声がかかると皆火に近づいていきます。


あー、お餅持ってくればよかった


おたまちゃんを枝につければ・・・

いやそんな事はしませんけど。


知らない人ばかりですが、火を囲む一体感があります


というわけで、どんど焼き、見物して本当に良かったです。


こういうのは言葉に言い表せない良さですね。

ウン十年麻生区に住んでいますが、実際に見物するのは今回が初めて。

地域の人が楽しみにしている行事なのが良くわかりました。


ちなみに、この場所はとなりに川が流れているので火を消すのは簡単。

ベストポジションだそうです。


でも、最近はお飾りに針金などの金属が使われていたり、プラスチックの物も多いので、あまり畑で焼いて欲しくない農家さんも多いそうです。もちろん、すぐ消防に通報する焚火通報マニアさんもおりますし。色々あるとは思いますが、できれば続けてほしい行事ですね。


ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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