雪中のじゃがいも植え


皆様こんにちは。


雪は嫌いじゃないけれど、何もじゃがいも植え付けのタイミングで積もらなくてもいいのに・・・と、愚痴から入る遊休地保全活動の日。


雪上がりで天気は良いものの・・・


畑は一面真っ白。

足跡も無い雪の原。


えええ、この雪をかき分けじゃがいもの植え付けをするの?

延期でよくな~い?

そういいたくなるのですが、先週苦労して畝を作ってしまったし。これ以上伸ばすとまた荒起こしからやり直しになってしまう。あんな大変な作業はもう二度とやりたくない。


となるともう、

覚悟を決めてやるしかない。


という事で、今週の黒川東圃場のレポートです。


畑の上には雪。

畝の間にも雪が積もっているので


とりあえずスコップで雪を割って剥がして


抱えて運んで


端っこにポイします。


う~寒い寒い。


ん?私?

撮影中~(さぼり)


イモの前にやるのは、毎度おなじみネギの収穫。


雪の上に並べると美味しそう


冬の間ずっと収穫し続けていた一本ネギですが、ついに最後の収穫。

一列空いてしまうのがなんだか寂しいです。


こちらではお料理。

ではありません。


種芋を2つに切って、切断面に灰をまぶしています。


じゃがいもの芽はくるくるとらせん状に芋の周りをまわっていて、輪が小さくなる頭の所には芽が密集しています。3つ、4つに切って植える場合でも、それぞれの破片にその頭の芽が必ず入る様に切り分けるのがいいそうです。


穴を掘る人、芋を入れる人、土を被せる人。


チームワークでじゃがいもの植え付け。



穴は40cm間隔。

あらかじめ40cmの棒を用意しておくと効率良く作業できます。


種芋は芽が下になる様に逆さに植える方法もあるのですが、今回は芽が大きく伸びていて、逆さにすると折れてしまいそうなので、そのまま上向きに植えました。


次に、芋の穴と穴の間に肥料を入れます。


芋、肥料、芋、肥料と並ぶ感じ。

先に芋に土を被せてしまうと、どこに芋があるのか分からなくなってしまうので、肥料を入れてから土を被せるか、芋の場所に目印を付けておくといいです。


最後にみんなでマルチ張り。


私たちの援農ボランティアは遊休地保全活動の一環として5ヶ所の圃場を管理しているのですが、今週は柿生圃場の人たちもお手伝いに来てくださいました。


というか、柿生圃場は凍ってガチガチに雪も積もりで作業にならないと早々にギブアップして、やる事無いから他の圃場を見て回ろうという事になったそうです。その途中でこちらの黒川東圃場にいらした際、私たちの「手伝って~」の視線に捕まりお手伝いをしてくださる事になってしまった感じです。過程はともかく、どうもありがとうございました。とても助かりました。


本当に天気は良くて、気分のいい一日


なんですけど、雪解けでべちょべちょの土が長靴にくっつくくっつく。

マルチの端に土をかけて足で踏んで固定するつもりが、靴底に土がくっついて思うようにいきません。踏めば踏むほど盛った土が減っていくような・・・そんな感じでした。


う~ん、満艦飾(?)


どうにか満足な出来。

なんだかんだと、しっかりマルチを張る事ができました。


あとは、雪や霜に負けず育ってくれるのを祈るのみ。


じゃがいもの芽が伸びてきたら、その芽の所のマルチに穴をあけて芽の出口を作る作戦です。


でも、芽が地上に出てから霜にやられるとその芽はダメになってしまうので注意が必要。2月上旬の早植え作戦がうまくいくかどうか・・・こんだけ苦労したんだし、どーかうまくいきますよーに!


どこもかしこも雪


やっぱり、雪の圃場は物珍しい・・・というか、雪ってだけで興奮してしまう川崎市民。作業後に普段見慣れない雪の圃場を見て回りたくなります。


麻生区黒川のネギの壁の先に、稲城市若葉台のマンション群の壁。


土地開発の方向性の違いがはっきり分かる風景。


おたまちゃんもおつかれさま。


今回のレポートはここまでです。

ブログを読んでいただき、どうもありがとうございました。


ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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