素人4人組の自然農法 No2

雪は解けて冬は去り(川崎市 黒川谷戸)


皆様こんにちは。

春一番が吹き関東は20度近い温かさ。

本当に、急に春がやってきました。


気が付くと2月も半ば過ぎ。

振り返ると冬はもう記憶の雑踏に消えかけて、慌てて呼び止める声も届かない。


そんな季節。


それなのに、それなのに!

なんだかまだ正月ボケが続いているような……ちょっと時間経つの早すぎでしょ。

私の脳内まだ三が日なんですけどー。


と、いうことで

素人4人組の自然農法レポート2回目です。



自然農法 2日目「機械音痴の4人組」


道具満載の倉庫(いずれ整理しないと)


農場主さんがお兄さんから継いだ畑にはびっくりするぐらい道具類が揃っていて、初めて農業をやる人にとっては至れり尽くせりの環境。


なのですが、


せっかくの立派な道具も私たちにとってはブタに小判、猫に真珠……ん、あれ?


何しろ4人とも農業素人。

更に機械音痴なので、だーれも道具の使い方を知らない。


だもんで、


誘引テープをぱっちんするこの道具


テープの交換の仕方が分からず……


4人で解く知恵の輪状態


それでも、4人であーだこーだと言い合って



どうにか解いてキウイの剪定と誘引は完了


こんな小さな道具一つでこの有様ですから・・・


たぶん小型のトラクター


こんなのとか、


これもトラクター?


こんなのとか、


これはマルチ張る機械


マルチ張る機械だってことは私にもわかりますが、これは何かに取り付けないと自走しません。取り付けられそうなのはさっきのトラクター?だけど、取り付け方がわかりません。もっというとマルチをどこにセットすれば良いのかも・・・


とにかく、こんなのとかこんなのとか

こういう大きい機械を動かすのは無理。



農場主の息子さん(うちのエース20歳)も

「マニュアル読めば動かし方はわかるけど、エンジン掛けるときに誰かわかる人がいないと怖くてできない」


me too......


だから聞いたんですよ、井戸掘りのおっちゃん達に。

そしたらさ、


「機械の使い方教えてください」


「まず燃料が無い」


そうでした・・・


仕方なし。

でも機械あるのに使えないのはもったいないので、後日2月の下旬に動かせる方をお呼びして教えてもらう事になりました。



自然農法 3日目「キクイモの撤去」


この日は畑の端っこに植えられていたキクイモが地下で勢力を広げている事がわかったので、それの撤去を行いました。


シャクシャクした食感がとてもおいしいキクイモ


揚げ物にしてもいいし、お味噌に合うので味噌漬けや肉みそ炒めにも。用途は多彩。


でも、キクイモはとんでもなく繁殖力が強いので、ほっておくとどんどん増えてしまいます。

取り忘れた芋からももちろん増えるし、芋の破片からでも芽を出し根を出ししてきます。


以前、援農先の農家さんから「キクイモが残っている状態で耕運機をかけたらキクイモがバラバラになって攪拌されて、あっという間にキクイモだらけになっちゃったんだ」と恐ろしい話を聞きました。


そうはさせじとこの日は徹底的にキクイモの撤去。

それと、


柿畑の方の枯草を除草



自然農法 4日目「ウッドチップ撒きとミカンの収穫」


ズタ袋の山


通路にはみ出るように山と積まれたこの袋。

中身は何かと言いますと


大量の木の皮やウッドチップ


質が良くて買ったら結構高そう。

しかも長い事放置されていたおかげで、自然農法の人が大好きな「糸状菌」がかなり繁殖しています。


大事に使いたいですが通路にはみ出し邪魔なので、とりあえず果樹の下に撒こうという事になりました。


たわわに実ったミカン


木の皮やウッドチップを撒いて広げて、あとで他の場所で使う事になったらまたかき集めて移動させる作戦。


そしてこのミカン、採っちゃわないととなったので


収穫。楽しい。


色々な品種。

みんなで分けたり試食したり。

どれもおいしかったです。


ズタ袋が無くなり空いたスペースに農具を駐車して・・・


まだ畝の一つも無いけれど、畑はますますきれいに!



ということで、今回のレポートはここまでです。


ブログを読んでいただきどうもありがとうございます。


最後に夕日射す多摩川の風景で・・・


ではでは、またね!


「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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