桜花曇りと菜種梅雨

曇り空うつむいてみたのパンジー


皆様こんにちは。


週末はちょっとこ晴れていたけれど、どーもすっきりしない天気が続いています。今日なんて春の嵐でしたし、桜が咲くころはいつもこう。青空に白い花・・・とはなかなかいかず、いつも白い雲に白い花でなんだかパッとしない。でもそれだけに、きれいに見れた年の桜が心に残るのかも。



菜種梅雨の翌日


私たちが管理している川崎市黒川の東圃場。

春の嵐にやられてのらぼうに掛けた不織布がめくれていますが、のらぼう自体はまったく無傷で元気に育っています。


おたまもご機嫌


何よりうれしいのはじゃがいもの芽が伸びてきた事。雪をかき分け苦労して植えたじゃがいもなだけに、まだ小さいけれど緑の葉が見えたのが微笑ましいです。


春菊もわしゃわしゃしてきたので


刈り取る様に収穫していきます


春菊の奥では分けつネギが順調ですし


のらぼう菜は言うまでも無く伸びる伸びる。


うー、もう食べきれない。ひよどりさん今なら突いていいよ~っと言いたくなります。ちょっと前のあの無残な姿が嘘の様。やっぱりのらぼうは頑丈。


という事で、こちらも収穫。


野良のらぼうの黄色越し


先週、新たに開拓した所の畝に透明のマルチを掛けました。なんか畝が曲がっていますが、ギリギリのスペースを開拓したので蛇行もやむなしです。


もぐもぐタイム


蓼科のお土産お菓子を食べながら、来週からの新人対応を話し合います。といっても答えはでないし、要するにあんましやる事ないのでお菓子食べてのんびり雑談。


結局、新人来たら同じようにお菓子食べて自己紹介かねて雑談でいいんじゃない?なんて雑な結論にたどり着いたり。


野良のらぼう。


今が盛りの菜の花畑。

曇り空に桜はかすむけれど菜の花はより際立つ。


フルーツパークの花壇


作業後、桜を見るつもりでやってきたのがこちら。川崎市の「農業技術支援センター」通称フルーツパークです。


こじんまりだけど色とりどりの花


昔はバナナやパパイヤの大きな温室があったのですが、10年くらい前の大雪か台風かで屋根に穴が開き、地元民は当然修理するだろうと思っていたら修理されず放置、気が付いたら撤去されていました。そしていつの間にか名前も変わり、フルーツパークから農業技術支援センターに・・・小さなころから来ていた私としてはなんか寂しい。


桜と梨畑


でも技術支援センターとしてはしっかりと機能していて、果樹の剪定などをはじめ様々な講座が開かれているようです。私の先輩もこちらで色々教わったそうですが・・・農協さんの指導と同じく、農家さんか準農家さんしか受けられないらしく、私はダメ。残念。


曇天でも美しいものは美しい


考えてみると、私みたいに家庭菜園レベルの人が大勢受講したらパンクしちゃいますよね。ちゃんと農業やる人向けの支援センターとして機能させるには、線引きも大事。


桃色つつじ


ここの花や果樹を見ると、ここの人がいかに丁寧にそれらを育てているかがわかります。丁寧というよりももう・・・精密に育てているといった感じ。


昭和な建物。


私が小さいころから変わってない。

昔の農具が展示されています。


古いけど、よくできている。


今のプラスチックの道具は便利だし機能的だけど、やっぱり比べるとチャチいと思えてしまう。鉄で作られた形、歯車。重くて使うのは大変だろうけど、一分の隙も無い信頼できるデザイン。


興味津々


農業ボランティアの私たちにとっては、こういう古い道具も見て楽しいんです。私よりもご年配の方にとっては懐かしい道具ですし。「これと同じの家にあったよ」とか、聞いている私も楽しいです。


東京の街並みが一望


私が関東平野を初めて感じたのがここ。川崎北部の多摩丘陵は文字通りの丘陵地帯で、ちっとも平野という気がしない。山あり谷あり。だけどこの建物からは多摩川の先の平らな土地が見渡せます。もちろん、東京タワーやスカイツリーも見えるんです。


5分咲きくらい・・・


フルーツパークに来たのはこの桜並木目当てだったのですが、残念。ちょっと早かった。


こさぎ


桜見物としては物足りなかったので、多摩川近くの二ヶ領用水にやってきました。


こちらは桜満開。


二ヶ領用水は南武線の登戸と久地との間を流れる用水路で、川沿いには遊歩道があり桜並木が延々と続いています。


さすがに満開はきれい


正直、桜も用水路も人工的過ぎて私はあんまし好きでは無いのだけど、咲きそろうと見事です。


のんびり歩いて1時間

ずっと桜の下。


久地駅から登戸を目指すとゴールは多摩川


最後に二ヶ領せせらぎ館を覗いて・・・


お疲れさまでした。


来年は満開で更に晴の日がいいな~っと。



フルーツパークから見たよみうりランド


ところで、先ほどのフルーツパークの隣はよみうりランド。この遊園地は冬の間イルミネーションでにぎわいます。でも、通の地元民はイルミ開催期間の最後の最後、3月下旬から4月の頭を狙って見に行くんです。お目当ては・・・もちろん桜。


更にベテランは満月の夜を狙って・・・


こんな感じ。


何年か前の写真ですが、満月と桜と遊園地はかなり幻想的。


異世界の入り口みたい

桜の999かな?


空にあんな穴が開いていたらそれはもうパシャリです。


真冬よりもずっと暖かく落ち着いて見られますし、よみうりランドのイルミネーションは今の時期が一番おすすめです。


ブログを読んでいただきどうもありがとうございます。

ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

0コメント

  • 1000 / 1000