春待ちの畑

ふかふかに耕され春を待つ畑(川崎市黒川地区)


こんにちは。

暖冬・・・なのは間違いないようで、川崎市北部では真冬とは思えない温かい日が続いております。


それでも・・・。


霜の降りた麦とヘアリーベッチ


早朝はやはり寒い。

畑の麦べっちがまるで凍っているよう。



早朝の畑。


農閑期なのに忙しい日が続いていて、畑作業ができる日は日の出前から作業開始。


朝日を浴びる丘。


冬の日差しはほのかで柔らかい。

奥の蝋梅の香りがここまで漂ってきます。


凍てつくブルーベリー畑から。


朝起きるのは寒いし眠いし辛いけど、それでも死ぬほど寒いわけじゃないし、動けば動くほど温まる。何より空気が澄んで辺り一面美しく、静かで、ただ居るだけで心も体も磨かれ、透明になっていくような気分になれます。


陽が昇り温かくなるころ


黒川谷戸のやわらかな土。

二月の末にはじゃがいもの植え付け。もうしばらくで春撒きの季節。


やわらかな下草に覆われた田んぼ。


田起こしは・・・さすがにまだ先。

この温い黄緑の下で、沢山の田んぼの生き物が冬眠しているのでしょう。


長い冬を越す野菜たち。


そんな黒川にある私達の畑では、ミニ白菜の収穫が行われました。


小さい・・・いえいえ、ちょうどよいサイズのミニ白菜。


全部で50個以上。

虫や病気の被害も少なく、育てた白菜のほぼすべてが収穫できました。


久しぶりの野菜の列。


他の畑で作られた、これまたミニサイズのミニ大根と合わせて今日のお土産。


去年作った、一抱えもある巨大な白菜に比べると迫力不足ですが、どちらも使い切りにちょうど良いサイズで、大きな野菜よりは育てやすい。


暑さ寒さに水不足と、最近は本当に野菜を育てるのが難しくなってきています。だから、低リスクで育てられるミニサイズの野菜を中心に農業を組み立てていくのも、ありなのかもしれません。


・・・

食卓が貧相になるどころか、畑の時点でもう貧相というのは、ちょっと寂しいですけれども。


枯れコスモスを照らす日。


さすがにこの時間になると、もう寒さは感じません。


山もりの牛のうんちくん


この日はボランティアグループの畑作業の後、いつもお世話になっている農家さんから堆肥をいただきました。


いただいた堆肥をしっかり畑にまいて・・・


久々登場。

畑のフェラーリくん。


大根やカブの跡地を一気に耕します。


春になったらジャガイモとニンジンを育てて、すでに植わっている玉ねぎと合わせてカレーセットのできあがり。5月になったら夏野菜も・・・どれもちゃんと育ってくれるといいな。


そんな岡上では、早くも梅が満開です。


白梅のなんともいい香り。


振り返ると、どこか春めいてきた丘の上。


来週はまた寒くなるそうですが、二月の始まりは三寒四温。

たまの暖かい日を楽しみながら、寒風に負けず霜にも負けず、忙しい日々を乗り切っていきたいと思います。


今回はここまでです。

ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

0コメント

  • 1000 / 1000