【援農】秋の援農風景

雨が降ると寒くなり、日が差せば暑くなる。


女心と秋の空とはよく言ったものですが、空ばかりか季節まるごと夏と冬とが日々入れ替わるような、そんなヒステリックな季節感に翻弄される日々が続いております。


気温の急激な変化は身体に堪えますし、インフルエンザも流行っているようですが、それでもあの灼熱の夏を思えばはるかに快適。


熱中症で倒れる心配も無くなり、今週は毎日のように援農ボランティアに出かけていました。


今回は、その中で見かけた里山の風景や援農の様子をダイジェストでお伝えいたします。


黒川東営農団地にて


暖かな日差しと風に揺れるコスモス


天気が良く秋らしい日は朝から晩までずっと畑で作業していたくなります。

いえ嘘です。

できれば作業しないで昼寝していたい枯草の上。


そんな黒川で、サツマイモの蔓切りの援農。


この季節になると、サツマイモ掘りの援農が増えるのかなと思っていましたが、実際お芋を掘るのはお芋ほり体験にいらっしゃるお客さんたち。


私たちボランティアは、サツマイモの蔓を切って片づけて、お芋ほりがしやすいようにお膳立てをします。


蔓を切って、レーキでクルクルまとめながら集めるお仕事。


レーキで引っ張ると、蔓はロールケーキのように簡単にまとまります。

私は切った蔓の上を大股で三歩歩いて、そこからレーキを伸ばした分だけ一度に蔓をクルクルする事に決めています。それ以上まとめると重くて引っ張れなくなるので、三歩+レーキの長さが私のルール。


・・・ん?

無理にレーキで引っ張らず、担いだ方が楽に運べないかですって?


その通り、担いだ方がずっと楽なのですが、ちょっと見てください。


ほら、ずるずる引っ張った跡がきれい。


ブルドーザーみたいに小さな葉っぱを巻き込んで引っ張れるので、担ぐより引っ張った方が畑がきれいになります。


なので、欲張らずこまめにまとめてずるずる引っ張る。


やっぱり、きれいに片付いた方が気持ちがいい。

ちゃんと仕事したぞって気分になれます。


畑の横のナツメの木

あまりお店では見かけませんが、熟れた実は甘く食べられます。


がんばったかいあって(?)

黒川のお芋ほりは大盛況。

ついにはとバスまでやってきました。


幼稚園のお芋ほりで巨大観光バス

スケール感がすごいです。

写真の道は広いですが、ここまでくるのに狭い坂道を通らなければなりません。

運転手さんのスキルに感心します。



こんなおだやかに晴れた秋の日もあれば・・・

冷たい雨の日もあります。

こちらは以前もご紹介した花農家さん。


こういう一角が私は大好き。

秋雨の下、雨宿り


雨に濡れた紫が鮮やか。


そしてまた翌日。雨上がりの明治大学黒川農場。


温室の中では最先端の農業がおこなわれています。

サラダホウレンソウの水耕栽培とか。


雨上がりに風に吹かれるススキ。


また稲わら集めにも参加してきました。

大禅師公園近くの田んぼです。


今週は、こんな感じでした。


それではまたね!

「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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