最後の東圃場と名水の神社

カボチャの花(川崎市黒川東営農団地)


こんにちは。

梅雨に入りさすがに雨の日が多くなりましたが、日が差すとジリジリ暑い暑い。


援農で伺った明治大学黒川農場のガラスハウス。


ハウス栽培のホウレンソウ収穫は暑さで気が遠くなります。


空も緑も夏の様。


水田にはおたまじゃくしがうじゃうじゃ。



そんな中・・・。

じゃがいもの収穫。


一年間通い続けた黒川東圃場が最後の日。


今日を最後に私たちのグループは同じ黒川の西谷1圃場に移動します。


ピーマンも大根もサツマも青々育ってくれました。


この状態で、次に東圃場に来るグループに引継いでもらいます。私たちが植えて育てたのに収穫できないのは残念だけど、次のグループに見せても恥ずかしくは無い育ち具合でちょっと安心。


一年間お世話になった東圃場。

さようなら。


圃場は5ヶ所あるので、次にここを耕すのは5年後かな?


夏が近づく落花生畑。


援農もがんばっています。

この日はこの広い畑の除草作業。

落花生を傷つけないように丁寧に手で除草していきます。


んで、こちらの畑には毎年現れる主みたいな雑草がいましてですね・・・。


それがこれ。

ワルナスビと言います。


すんごいトゲがあり、葉、茎、実の全部に毒があり、食べてダメ、触って痛い、抜くのも困難、さらに毎年現れると、良いところなしの悪の権化。


ちなみにワルナスビという名前は、植物学者の牧野富太郎先生が命名されたそうです。


ハウストマトの撤去作業。


冬から初夏にかけてのハウストマトが撤去される季節。トマトはあらかじめ根本を切って枯らしておいて、誘引紐から引っぺがすように撤去していきます。


枯れ木の列に見えますが、実は採り忘れのトマトが結構ついているんです。好きなだけ持って行っていいよと農家さんもおっしゃるので・・・・。


おいしそ~。


遠慮?

なにそれ?

だって捨てられちゃうものだし、トマト好きだし。


ちなみに、トマトは欲張って巨大なゴミ袋とかに沢山入れると潰れます。ヘタすると3分の1潰れちゃったりします。なので、小分けにするか、座布団みたいに薄く横に広げて両手に掲げて運搬するのがコツ。


巨大な木が印象的な森の中の神社。


援農終わりの夕日の時間、

やってきたのはよみうりランドの稲城市側の斜面にある「穴澤天神社」さん。


ちっこい小人の神様、少彦名命(すくなひこなのみこと)をお祀りしている神社です。


なんてきれいな手水


こちらの神社は名水で有名なんです。


うっそうとした森。


苔むした石塔。


この森に降った雨がおいしい水のもと。


弁天様と洞窟。


お社から少し下ったこちらが名水の場所。


見ての通り、穴が二つ開いています。この穴が穴澤天神社の語源かな?


中はひんやり。


天井から水が滴る。


滴った水が小さな池になっています。


その脇でお水をいただけます。


いつも沢山の人たちがお水を汲みに訪れる、地元の名所。


この水が向かう先は・・・・


多摩川の支流、三沢川。


三沢川の源流は私がいつも通っている黒川の奥山。

あの田圃の水がここまでやってきたんですね~。

今度源流調査をしてみようかな?


名水で茹でたわけではないけれど、暑い日は冷っこいお蕎麦が一番。


という事で、今回はここまでです。

暑かったり雨や風で寒かったり堪える天気ですが、皆様風邪には気を付けてくださいね。


ではでは、またね!



「みのり」川崎市の援農レポート

み の り 川崎市北部地域の 援農ボランティアレポート

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